2024年度海外調査報告会を盛況に開催
2024年度MEMS協議会海外調査報告会を3月26日(水)にハイブリッドで開催し、オンライン175名を含む213名の方にご参加頂きました(写真1)。このイベントはマイクロマシンセンター/MEMS協議会(MIF)が行っているMEMS関連の海外調査及び国際標準化の最新状況について国際交流事業の一環として報告するもので、新型コロナの影響で4年間休止しておりましたが、昨年からハイブリッドで再開いたしました。
今回は世界のタイミングデバイスの動向について造詣の深いPNT Technologiesの山下雅樹氏の特別講演「タイミングデバイスの世界動向」を含み、以下のプログラムで行いました。
15:05~15:35「タイミングデバイスの世界動向」
15:35~16:30「2024年度国際会議報告」
16:30~16:45「マイクロマシンサミット2024
16:45~17:05 「標準化国際会議報告」 (MMC 藤澤大介)
17:05~17:15 「その他:海外機関との交流活動」(MMC 武田宗久)
17:30~18:30 参加者交流会

写真1 会場の様子
はじめにMEMS協議会事務局長で専務理事の長谷川英一からの主催者挨拶を行い、そのあと、PNT Technologiesの山下雅樹氏から「タイミングデバイスの世界動向」と題して特別講演をいただきました(写真2)。MEMSタイミングデバイスとして世界を席巻しているSiTimeの構造や特性を含めた興味深い話を伺うことができました。
次に、MMCの藤澤調査研究・標準部長から2024年1月21日~25日に米国のオースティンで開催されましたIEEE MEMS2024と2024年6月23日~26日にシンガポールで開催されましたAPCOT2024(The 11th Asia-Pacific Conference of Transducers and Micro-Nano Technology)の分析結果及び2025年1月19日~23日に台湾の高雄で開催されましたIEEE MEMS2025の速報についても紹介いたしました(写真3)。

写真2 PNT Technologies 山下氏のプレゼンの様子

写真3 MMC藤澤のプレゼンの様子
続いて、MMCの国際交流担当部長の武田宗久から2024年10月7日~9日にカナダのケベック州ブロモンで開催されましたSEMI MSEC (MEMS & Sensors Executive Congress)2024、2024年4月17日~18日に両国で開催されましたMEF (MEMS Engineer Forum)2024、2024年9月18日~21日に中国の成都で開催されましたJCK(Japan-Chine-Korwea) MEMS/NEMS2024及び2024年5月26~29日にオーストラリアのゴールドコーストで開催されましたマイクロマシンサミット2024の報告を行いました(写真4)。

写真4 武田からの報告の様子
マイクロマシンサミット2024は日本からはチーフデリゲイトの東京大学の伊藤寿浩教授とマイクロマシンセンターの国際交流担当の武田の2名が出席しました。今回は直前のキャンセルが4カ国あり、ヨーロッパ4カ国+1地区(ドイツ、ポーランド、ルーマニア、UK、イベリア地区)、アジア3カ国(シンガポール、中国、日本)以外はカナダとオーストラリアの10地域に留まりました。今回のテーマは「Quantum semiconductor microtechnologies: novelty and re-emergence」でした。各国からのカントリレビューと18件の一般講演が行われました。2025年のサミットはカナダのモントリオールで2025年6月2日~5日に「The Intersection of Micromachines and IoT」というテーマで開催されます。
最後にMMCの武田から海外機関との交流活動として、以下の3件の報告が行われました。MMCは②に示すように、IOTSWV25のアンバサダーなっておりますので、MEMS協議会の会員様には参加費の割引特典がございます。
報告会の終了後には会場参加者で意見交換会も実施し、活発な意見交換が行われました。
今回はオンラインを含め213名という多数の参加を得て、盛況のうちに終了いたしました。
来年以降も、海外報告会でMEMS分野における海外の最新動向をご報告いたしますので、ご期待ください。
最後のこの場を借りまして、今後のMEMS協議会への積極的なご参加を引き続きお願いしたいと存じます。
(MEMS協議会 国際交流担当部長 武田 宗久)


