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2015年4月16日 (木)

RIMSの成果をナノ・マイクロビジネス展で出展します

 NEDO委託事業「インフラ維持管理・更新等の社会課題対応システム開発プロジェクト/インフラ状態モニタリング用センサシステム開発/道路インフラ状態モニタリング用センサシステムの研究開発」(RIMSプロジェクト)について、2015年4月22日(水)~ 4月24日(金)にパシフィコ横浜で開催される「ナノ・マイクロビジネス展」に出展し、プロジェクトの取り組み状況や成果を発表します。
 また、同会場内では、社会課題対応システムに関連するプロジェクトの成果報告会も開催し、プロジェクトの研究開発状況や成果、将来像を紹介します。
 多数の皆様のご参加をお待ちしています。

1.開催日時・会場
日時 2015年4月22日(水)~4月24日(金) 10時00分~17時00分
会場 パシフィコ横浜  〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
       ホールB 小間番号B-0

2.ブースのみどころ
 2014年度から開始した本研究開発では、従来の点検技術を補完し、無線センサネットワークを活用して道路インフラの状態を常時・継続的・網羅的に把握することを可能とする道路インフラモニタリングシステムを開発します。高速道路の橋梁、道路付構造物、法面等を対象にして、環境エネルギを利用した自立電源を有し、各フィールドのモニタリングに適した新規の小型、安価、高性能、高耐久性の無線センサ端末を開発します。無線通信センサネットワークや高耐久性のパッケージングに関しては共通化を図り、効率的な開発を行うとともに、各フィールドのセンシングシステムを統合して図1に示します道路インフラのトータルな維持管理が可能な道路インフラモニタリングシステム(RIMS:ROAD Infrastructure Monitoring System)を構築します。

Photo
             図1 道路インフラモニタリングシステム(RIMS)

 今回の展示では、図2のブースレイアウト図に示しますように、概要説明ゾーン、実証ゾーン、革新センサゾーン、共通基盤技術ゾーンに分けて、プロジェクトの概要及び各要素テーマの成果について試作品も展示しながら紹介します。入口の大型モニタでは高速道路の損傷実態と補修状況ならびに点検の高度化の取り組み等を連続上映します。

Nmb150416

               図2 RIMSブースレイアウト図

3.関連プログラム
<社会課題対応システム関連プロジェクト成果報告会>
併催の「社会課題対応システム関連プロジェクト成果報告会」の中のセッション3でRIMS成果報告会を開催致します。本報告会ではRIMSプロジェクトの下山勲リーダ(東京大学 教授)がプロジェクトの概要およびH26年度の研究成果を紹介しますとともに、特別講演として西日本高速道路技術環境部構造技術課の緒方課長から「西日本高速道路におけるモニタリングの取組み」について、京都大学塩谷特定教授から「インフラアセット評価に資するi-NDT(先端的非破壊手法)」について紹介して頂きます。こちらの方も奮ってご参加下さい。

日時 2014年4月23日(木)14時25分~16時25分
会場 パシフィコ横浜 アネックスホール(F203)
参加費 無料

4.参加方法等
 本イベントの事前登録は「ナノ・マイクロビジネス展」公式ホームページからお願いします。http://www.micromachine.jp/

               (技術研究組合 NMEMS技術研究機構 技術開発推進室長 武田宗久)

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