松江で開催される「センサ・マイクロマシンと応用システム」にMNOICとMemsONEを出展します。
何度もご紹介しておりますが、世界中でセンサーやMEMSがかつてないほど注目されています。特に米国発の「1兆個のセンサー時代の到来の話題」には、既に全世界でセミナーやシンポジウムが開催されています。今年も、センサやMEMS関係の国内最大のシンポジウムである「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム(以下センサーシンポと略します)が本年10月20日(月)~22日(水)、島根県松江市、くにびきメッセにて開催されます。このシンポジウムに一般財団法人マイクロマシンセンターからMNOIC(マイクロナノ・オープンイノベーションセンタ)とMemsONEを出展致しますのでご紹介いたします。
尚、MEMS協議会担当の三原が、今年は電気学会・E部門担当・センサーシンポジウムの実行委員長を担当させて頂きましたので、この機会を借りて本シンポジウムのご紹介をさせて頂きます。このセンサーシンポは、電気学会・E部門の部門大会であると同時に、同会場において、日本機械学会マイクロ・ナノ工学部門主催「マイクロ・ナノ工学シンポジウム」、応用物理学会集積化 MEMS 技術研究会主催「集積化 MEMS シンポジウム」が同時に開催されます。また、前回に引き続き、電子情報通信学会、日本材料学会、エレクトロニクス実装学会との協力による企画セッションも予定しています。すなわち、MEMSやセンサーの関連する国内の研究者・技術者が一堂に介するわけで、「ここに行けば全てが判る!」と言う企画にしました。
今回のセンサーシンポは「沢山の産業界の方々に参加頂きたい」と言う強い意志を持って企画致しました。このため、電気学会の招待講演は「アカデミアと産業界の縁結び:島根にて」
と言うキャッチにて
1)未来を変えるトリリオンセンサーの衝撃
SPPテクノロジーズ株式会社 神永 晋氏
2)MEMSの父、4個目のベンチャーへ挑戦
PROFUSA, Inc. Dr. Kurt Petersen
3)生産革命ミニマルファブ
独立行政法人産業技術総合研究所 原 史朗氏
の3件を実施致します。特にDr. Kurt Petersen氏の講演では、講演会の後に東大・藤田教授と下山教授からの話題提供と共に、簡単な飲食付のナイトセッションを開催したいと思います。この貴重な機会を是非お見逃しなく!!
1)たたら製鉄を起源とする島根のナノテク:医療用ナノテクや、低価格で大量生産可能な光源材料
島根大学 ナノテクプロジェクトセンター教授センター長 藤田 恭久氏
2)古事記に学ぶ科学技術
NPO法人出雲学研究所 理事長 藤岡 大拙氏
3)宍道湖の生物(大和しじみ)と環境、センサーへの期待
日本しじみ研究所 所長 中村 幹夫氏
更に、特別企画セッション(一般公開可能です。)として電気学会の「でんきの礎」の受賞の名誉に輝いた3件の講演会を開催します。
「でんきの礎」受賞記念特別企画セッション
1)ピエゾ抵抗式半導体圧力センサー
立命館大学 立命館グローバル・イノベーション研究機構 教授 杉山 進氏
2)高感度InSb薄膜のホール素子
豊橋技術科学大学 特命教授 柴崎 一郎氏
3)魚群探知機
古野電気株式会社 技術研究所長 西森 靖氏
更に更に、今回初めての試みとして、MEMS開発基礎講座と言うセンサーシンポ参加者には全て無料で参加できるセミナーを開催致します。最先端の大学、研究所、企業の研究者12名にお願いして、
・シリコンの加工技術に関するセミナー 2件
・カンチレバー、静電MEMS等のデバイス技術 2件
・シミュレーションを含む集積化MEMSに関するもの 2件
・無線技術や回路技術 2件
・健康、医療、バイオ、化学センサー 3件
の充実したセミナーを企画しました。
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