NBCI「TIA-nanoの見える化」第1回講演会にて、MNOICの紹介をしました。
ご存知のように、マイクロナノ・オープンイノベーションセンター(MNOIC)はTIA(つくばイノベーションアリーナ)研究拠点の活動の一貫として行なっています。またナノテク関連企業の工業会であるナノテクノロジービジネス推進協議会(NBCI)が中心になって、TIA-nano推進協議会(ナノテクノロジー拠点“つくばイノベーションアリーナ”(TIA-nano)の運営主体とその拠点を活用するユーザー組織・産業界等との間の連携体制を構築し、相互のコミュニケーションを円滑にし、必要な活動を推進することを主たる目的として設営されたクラスター的存在)が2011年5月25日に発足されました。一般財団法人マイクロマシンセンター関連では、MEMS協議会、技術研究組合 BEANS研究所、技術研究組合 NMEMS技術研究機構 がそのメンバーとして加わり、TIAのユーザとしての立場で、TIAを更に整備し、オープンにする為の議論を繰り返してきました。「TIA-nanoの見える化」はその活動の一貫と考えています。
「TIA-nanoの見える化」とは、TIA-nanoおよびその背景にある技術シーズ、研究施設などの技術基盤を産業界が新製品・新事業の創出に活用しやすい形にして、広く産業界へと紹介する活動です。ご興味のある方は、文末のURLでHPを訪問してください。ナノテクノロジービジネス推進協議会が作成している「NBCIビジネスロードマップ」(公開)などから、ニーズや応用を表すキーワードを選び、そのキーワードから、順次選択していくと、 TIA-nanoおよびその背景にある技術シーズ、研究施設などに容易にたどり着けるようになっています。
その活動の一貫として2012年2月2日に日本教育会館にて「TIA-nanoの見える化」第1回講演会が開催されました。その中で、「NMEMS技術研究機構の活動」と題して今仲行一技術研究組合NMEMS技術研究機構理事長が講演し、「8/12インチMEMSラインを活用するMNOICのサービス概要」と題して三原がMNOICの紹介を致しました。
TIAはMEMS以外にも、ナノ材料を扱うナノグリーン、物質・材料研究機構の共用施設の利用、先端機器共用イノベーションプラットフォーム(IBECセンター)のサービス等の幅広い活動があります。是非、皆さんも活用されることを期待します。(MNOIC研究企画 三原 孝士)
ナノテクビジネス推進協議会HP http://www.nbci.jp/tia-nano-mieruka/
TIA-nanoの見える化HP:http://www.nbci.jp/tia-nano-mieruka/
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